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* momoko (7/12) *

PostPetのアートディレクターがディレクションするmomokoは、他のドールとはちょっと違った雰囲気のあるドールです。

最初に思った感想は、とにかく自然だということ。いわゆるドールと名の付くモノは、ブライスをはじめ、得てして現実離れしているものが多いですが、momokoは街角を歩いているおんなのこをそのままドールにしたようなイメージです。メイク、髪などが自然で、かつおようふくが普通なのです。そのため、いままでドールに興味のなかった方たちにも自然に受け入れられるドールではないでしょうか。

momokoは「量産アート」というコンセプトのもとに作られています。 量産アート? 聞き慣れない単語ですね。アートといえば一点モノ、量産といえばアートではなく商品というイメージで、両者は相対すると思いますが、同じものをいっぱい生産することで一点モノとはまた違った勢いが出せるなど、数で見せるアートというのもあるはず...私はこういうふうに解釈しています。

メイクはきりっとした表情で、かわいらしいという雰囲気とは正反対ですが、「今(now)」の雰囲気があります。頭と体のバランスもほんとうに自然で、最も人間の雰囲気をもったおにんぎょうだと思います。「おにんぎょう」という単語もmomokoにはなんだか不釣り合いですね。


正式名称 momoko (モモコ)
発売元 ペットワークス
発売時期 2001年8月~
種類 メイク、髪の違いなどで27種存在する(2003年夏時点)。ボディはどれも同じで、タカラ製のものを使っている。
ボディ 27cmドール、アクションボディ
価格 9000円~数万円まで。
ファッション クールなイメージで、比較的人間味のあるフェイスのため、シンプルなデザインで、実際に人間が着られるデザインものが多い。街角のおんなのこをそのままドールサイズにしたようなイメージ。
ブライスへのきせかえ 27cmのためブライスへの着回しはあまりできない。
その他 momokoは一体一体がアートを意識して生産されるため、一度売り切れてしまえば再生産はなし。再生産によって微妙に仕様がかわってしまうことを防ぐため。
参考サイト ペットワークス社のドールページ
ブライスなど他のドールにもためになるQ&Aなどもあるよ!

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