バービーも着せ替え人形の定番ですね。リカちゃんの市場は日本がほとんどですが、バービーは全世界が市場になっています。
バービー誕生以前にも着せ替え人形というのは存在していたのですが、今となっては「着せ替え人形といえばバービー」というくらいに認識されています。この理由はなんといってもバービーのファッションセンスでしょうね。ファッションショーで活躍している有名ブランドデザイナーなどからヒントを得て作られたおようふくは、明らかにそれまでのドールとはちがうオーラを発していました。かつその作りがとても丁寧で、他のドールの追随を許さないほどだとか。なお初期のバービーはなんと日本で生産されていたそうです。日本人の仕事の丁寧さを買われ、高品質を保っていたそうですよ。
バービーはとにかくいっぱいいます。ほんとうにいっぱいいます。発売してすぐに友だち、兄弟、ボーイフレンドなどがわらわらと発表され、おにんぎょうを通して無意識に「社会のおつきあい」を学ぶ女の子が増えたとか。その中で特徴的な子をいくつか紹介しましょう。
妹のスキッパー(写真2段目)。バービーとは対照的に中性的なボディを持ち、髪は背中あたりまで。身長も23cmとかなり小さめ。
バービーのモッズないとこ、フランシー(写真3,4段目)。大きさはバービーと似ていますが、胸が小さくすらっとしており、かつリアルアイラッシュのため、いわゆるモッズなファッションがさまになりました。フランシー用おようふくがブライスにピッタリのため、最近ではヴィンテージフランシーおようふくが高値で取引されています。また同じくモッズ系ではツィッギーバービーなどもありました。
バービーには実はいろんなしかけのあるボディがいろいろ存在します。明らかに実験的に作ってみたというボディもありますが、現在のドールの礎となっているのも多く見られます。足がクリックして曲がり、スリープアイにもなるミスバービー、いわゆる可動ボディのリビングバービー、ウォークライブラリーシリーズはなんと歩くバービー、トーキングバービーは話すバービーなどなど、、、、ありとあらゆる仕掛けをもりこみ販売されたのでした。
バービーもいわゆるバービー世代向けのコレクター商品がいっぱいあります。綺麗なドレスをまとっているもの、場合によってはホンモノの毛皮などを着させるものもあったりとか。またバイク、車、他のキャラなどとの抱き合わせも多いですね~
最近ではブラッツのような雰囲気のマイシーン(写真5段目)というのも販売されています。頭も従来のバービーよりおっきく、メイクも濃い。ほんとうにブラッツのバービーバージョンというイメージですよ!
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正式名称 |
Barbie (バービー) |
発売元 |
マテル社
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発売時期 |
1959年3月~ |
種類 |
とにかくいっぱいいる。肉親、隣人、友人、モデルバージョン、タイアップバージョンなどべらぼうに存在しては消える。有名モデルバービー、コレクター向けなどとにかくいっぱい。数万という規模で存在すると思う。 |
ボディ |
27cmドール |
価格 |
1000円前後~ |
ファッション |
時代とともに変化している。常にその時代の流行を積極的に取り入れたモデルが多い。 |
ブライスへのきせかえ |
27cmのためブライスへの着回しはほとんどできない。(outfit対応表をご参考ください) |
その他 |
世界一売れている着せ替えドール。外人顔というのが賛否あると思うけど、なにを着てもかっこよく着こなせてしまうのがステキ。 |
参考サイト |
マテル社バービーのページ
BAR-B
バービーがところ狭しと並べられているステキなお店。カフェやお針子教室なども! |
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