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* ピントを合わせる、ぶれをなくす (2/5) *

「ピントを合わせるなんてあたりまえのことじゃないか」と思うかもしれませんが、意外とこれが穴となっているようです。特に室内撮影の場合、ピンぼけになりやすい要素「ブライスとの距離が近い」「屋外に比べて屋内はおもったより暗い」があるため、ぼけた写真になりやすいようです。

まず「ブライスとの距離が近い」となにが問題なのでしょう? 室内の場合、ブライスとの距離が近く(30~50cmなど)になることが多いと思います。最近のカメラは接写がウリになっているので問題なさげと思いがちですが、たいていのカメラでは「接写モード」にしないと数十センチ~数センチの接写にならないのです。「接写モードってなんだ??」というかたは、取扱説明書を読んでみましょう。だいたいカメラにお花マークみたいなものがついてると思いますが、これにすると接写になり、数センチまで近づけます。数センチの接写をしないまでも、このモードにしないと「なんだかピントのあまい写真」になってしまいます。

というわけで接写モードオフ(上)とオン(下)で撮影してみました。歴然としていると思います。上のほうは、後ろのラグにピントがあっているように見えませんか?? カメラにもよりますが、わたしの場合、室内はほとんど接写モードで撮影しています(クリックすると拡大します)。

次に「ぶれをなくす」ですが、これも室内(もしくは夕方~夜間)撮影ではつきものです。くわしい説明は省きますが、周りが暗いと、カメラはぶれやすくなるのです。暗ければ暗いほどぶれやすくなるので対処が必要です。具体的には、とにかくカメラがぶれないように固定するのです。たとえば床や机に肘をつき固定したり、脇をしめたり、可能であればカメラを雑誌などの上に固定して撮影したりします。これだけで見違えますよ。

また、よくあるケースとして、シャッターボタンを押すと同時にカメラ本体をぶらしてしまうことです。指でシャッターを押すときに勢い余ってカメラまで下に押してしまう。。。なかなか気づきませんが、これもよくあります。手を固定しつつ、指のみ動かすというのはかなり気合いのいる動作ですが、慣れればこれがあたりまえになります。特に室内、夕方などは意識しましょう☆(クリックすると拡大します)

背景の処理。ズームを使いこなす (3/5)