さて最後にひかりの処理について書きたいと思いますが、、、実はこれが一番難しいところかもしれませんが、一番自由自在にあそべるものですよ。一度おためしくださいね☆
まず最初にいえることは、よほど効果をねらわない限りストロボは使わないほうが無難です。間違いなく失敗します(特に室内)。のであらかじめストロボはオフにしてくださいね。右の写真は、ストロボ光を使用した典型的な写真です。
次に、余裕があれば照明を購入しましょう。私はいつも右のような簡易照明を使用しています。大手電器店などで3000~4000円程度で一式そろいます。最近ではプチブラでさえ3000円くらいしますから、おもいきって投資しましょう! これで見栄えがぐっと変わりますよ☆
さて、前のページをふまえて、カメラをぶれないように注意し、望遠側にして壁やクローゼットが入らないようにします。照明はまだつけていません。かなり自然に撮れていますが、照明がない場合の問題点として、目のくぼみの部分に大きな影ができてしまうことでしょう。アイシャドウ、睫毛、キラ目などを施した場合もっとも見せたい部分ですが、影になりよく見えません。。。
ので、このあたりを明るくするようにしましょう。光の当て方はカンタン☆ 右上(もしくは左上)から数十センチ(場合により1~2メータ)離して光を当てます。これだけです。ぐっとイメージが変わったと思いませんか?! あまり近づけすぎると強い光になってしまい逆効果です。またこのとき電球をトレーシングペーパーなどで囲むとより自然な光となります。
よくドラマの撮影などで「レフ板」で俳優さんの顔に光をあてていますが、まさにそれがここで説明いることそのものになります。真上から照らされる太陽(室内では天井の蛍光灯に相当)のおかげで顔に影ができてしまうので、それを消すために違う方向から光をあてるのです。もしドラマをレフ板未使用でとったら、、、それはそれはホームビデオで撮影したようなドラマになるでしょう。
また照明をそろえるのがおっくうな方は、より手軽なほうほうとして、布団や座布団、まくらなどをつかってブラを斜め状態にし(つまり、顔に斜め上から光があたるようにして)撮影する方法があります。これでも十分キレイにとれますよ!
いろいろ角度を変えて試してみましょう。たとえば左後方からあてるとこうなります。左上が真っ白に飛んでいるのがその証です。
また電球の種類を変えて、赤めの光で撮影するとこのようにまるで夕日をあびているかのようなたそがれた写真になり、ますますブラがかわゆく見えますよ☆ (ちなみにすぐ上の写真も赤めの光で撮影してます)
ひかりの処理でもうひとつ重要なのが「反射」。右のしゃしんは箱のさつえいですが、なんだか下の方が反射がおおく、顔がぼやっとしてますよね? じつはこれ、テリー自身の服装によるちがいなのです。上は黒っぽい服をきてのさつえい、下はそれを脱いで白っぽい服になってのさつえいです。よくよく考えればあたりまえかもしれませんが、白っぽい服のほうが反射がおおく、それがブライスの顔にかぶってしまったんですね~ ブライスの箱のように反射のおおいものをさつえいする場合には、「黒っぽい服装」でさつえいしましょう☆